素材メイキング2

小ネタ

透過ミス・謎のオーラについて

透過色について

どう見ても灰色一色の画像です。これをCWで読み込んでも、透明になってしまう…と、思うやん?

実は、ちゃんと2色あります。この灰色の画像を保存してCWで読み込んでみてください。

しくみ

画像は、サンプルをEDGEで読み込んだ状態とCWでの見え方。

左上1pxの(R150,G150,B150)と、イラストに使われた(R149,G150,B150)は別の色なので、しっかりイラストだけが現れます。

しかし、もし左上を(R150,G150,B150)に、イラストも(R150,G150,B150)にしてしまうと……全て透明になります。

透過ミス、謎のオーラの正体

ということはつまり、透過したはずなのに残ってしまう謎のガビガビしたオーラは、同じ色に見えていた透過色とは別の色なのです。(これを防ぐため、『03:透過処理』では先に縁取りをしました)

逆に言えば、ほんのちょっとだけでも違っていれば、似たような色でもちゃんと別の色として認識される。イラストに沢山色を使っていようと、ギリギリを攻めれば『05:ちょっとひと手間』のように、いい感じの色にしつつCWではきっちり透過できるということです…!

面倒くさい! 縁がガタガタしてるのが嫌! という方は、半透明が表現できてそのまんま使える透過pngがおすすめ。

原寸(74*94)のまま描く(なんちゃってドット絵風)

こんな感じの素材やスキル枠素材を作る時は、原寸のまま描いています。

なんちゃってドット絵風。

ラフ・下書き

(※2倍表示)

まずはシルエットにしても形が分かりやすいよう考えつつ、拡大表示してざくざくアタリを取っていきます。

線画(?)

新しくレイヤーを作り、ぷちぷちドットを打ちます。

人によっては要らない作業な気もします…。一応、今回はドット絵風味ということでひとつ…。

色塗り

パーツ毎に塗り分けた後、アニメ塗りのようにぱきっとした影や色をつけ、適宜ぼかしたりグラデーションをかけたりします。

パーツの内側や細かい部分は周囲の色に応じて線の色を変え(この素材はあんまり変わっていませんが…)、必要な部分は上から加筆し、透過処理。

あとはPadieで256色以下(この素材は16色…ザリザリ感がすきなのです)に減色し、完成です。

これはラフが残っていなかったため紹介できなかった素材ですが、線画をなじませたり加筆したりするとこんな感じになります。

カード名に被らないように作る(PC用以外の札絵)

上から4~5pxを空けておく

画像は私が枠素材を作る時の例です。(※2倍表示)

PC用画像の時は気にする必要は無いのですが、アイテムカードやスキルカードなどに使用する画像の場合、74×94pxめいっぱい使うとカード名にかかってしまいます。

ということで、アイテムや枠素材を作る時は上から4px~5pxほどあけています。(画像の赤黄ボーダーの所が例。私は5px)リボンの部分のようにあえてはみ出したりしてもいいと思います。

折角なので目安となるサンプルを置いておきます。(74×94原寸)

ステータス上とセリフ枠で別の顔画像を設定する

えっ、顔グラに複数の絵を設定できるだと…!?

まずはこちら↓をクリックして、ツイートとそのリプライを御覧ください…。

なにこれすごい……。(くろ わっ様、引用許可ありがとうございます!)

このツイートにあるように妖精の全身と顔を表示させたり! フードキャラのフードをセリフのときだけ外したり! 色々できるわけです!!!

テンプレートはこちらのツイート

こんな感じにつくると…

た、楽しい~~~!!

(他にも、便利なテンプレを作ってくださった方がいらっしゃいます。
ぜひこちらも参考に。 『人づてに聞いたPC画像の裏技』

規格外サイズ

CWの顔グラは74×94pxなのですが、実はそれより大きいサイズの画像も設定出来るそうです。

2枠だけでいいやという場合は、(上ツイートの妖精さんのように)1と3だけ、3と2だけ、という風に必要な列だけ切り取っても使えるみたいです。

なお、これもbmp、png、gifに対応しています。(1.50、NEXTで確認。Pyは2と3の確認ができました)

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